はじめまして 波自加彌神社の宮司でございみす
波自加彌神社(はじかみ)神社の宮司で田近章嗣(たぢか あきつぐ)と申しみす。ちなみに「みす」は古い金沢弁です。
当神社は石川県金沢市の北郊、二日市町と花園八幡町の入会地(いりあいち)に鎮座し、波自加彌神、一国一社護国正八幡神を主祭神とする、一千三百年の歴史を誇る延喜式内(えんぎしきない)の古社で、旧社格は郷社(ごうしゃ)です。
社名の由来は、歯で噛(か)んで辛(から)いものすなわち、ショウガ・ワサビ・サンショウなどの古語で、『薑・椒(はじかみ)』を語源としており、日本で唯一香辛料の神をまつる神社です。若葉の繁る毎年6月15日に行われる「はじかみ大祭」(通称・しょうが祭り)には、清められた生姜湯が参拝客に振る舞われます。
御創建は養老元年(718)で、はじめここより2キロ後方山手にある四坊高坂町の黄金清水(こがねしょうず)に鎮座しておりましたが、寿永2年(1183)の源平北国合戦のおり、兵火のため社殿すべてが焼失し、現在地の田鹿八幡宮(たじかはちまんぐう)に遷座され復合の神社となりましたが、のち、正四位上の神階(しんかい)をもつ波自加彌神が八幡神より上位と考えて、社名が今のものに変更されました。
境内には、神功皇后(じんぐうこうごう)の三韓征伐(さんかんせいばつ)の際、朝鮮半島より医薬としての生姜をわが国に初めて伝えた朝臣・武内宿禰(ちょうしん・たけのうちのすくね)をまつる摂社・勝ウ屏堂(せっしゃ・じんべえどう)があり、生姜の古名を名乗る本社との関係が伺えます。
奈良時代、この地方が大干ばつに見舞われた時、国造(くにのみやつこ=現在の知事)が雨乞いのために当社に籠(こも)りました。すると、37日目の満願日に霊水が湧き出して人民は救われました。人々は神に感謝し、供え物をしようと思いましたが、長く続いた旱魃(かんばつ)のため供える物がなかなか見つからず、たまたま干天下(かんてんか)にも自生していた生姜を捧げました。それがこのお祭りの起こりとなりました。現在もその霊泉「黄金清水」は、旧社地である四坊高坂町にコンコンと湧き出しております。
その日がちょうど6月15日であったので、爾来、全国に類例のない「しょうが祭り」が行われ、遠く江戸時代には、加賀・越中・能登の料理店主はすべてお参りしたといいます。また、生姜の薬効から医薬の神としての信仰も篤く、薬師(くすし)も多く参詣したと伝えられ、現在もその趣旨は皆様に受け継がれております。
ちなみに、生姜の研究・商品開発に力を入れる永谷園さんが、当神社の6月15日の大祭にあわせ日本記念日協会に「生姜の日」を登録・制定されました。


当神社は石川県金沢市の北郊、二日市町と花園八幡町の入会地(いりあいち)に鎮座し、波自加彌神、一国一社護国正八幡神を主祭神とする、一千三百年の歴史を誇る延喜式内(えんぎしきない)の古社で、旧社格は郷社(ごうしゃ)です。
社名の由来は、歯で噛(か)んで辛(から)いものすなわち、ショウガ・ワサビ・サンショウなどの古語で、『薑・椒(はじかみ)』を語源としており、日本で唯一香辛料の神をまつる神社です。若葉の繁る毎年6月15日に行われる「はじかみ大祭」(通称・しょうが祭り)には、清められた生姜湯が参拝客に振る舞われます。
御創建は養老元年(718)で、はじめここより2キロ後方山手にある四坊高坂町の黄金清水(こがねしょうず)に鎮座しておりましたが、寿永2年(1183)の源平北国合戦のおり、兵火のため社殿すべてが焼失し、現在地の田鹿八幡宮(たじかはちまんぐう)に遷座され復合の神社となりましたが、のち、正四位上の神階(しんかい)をもつ波自加彌神が八幡神より上位と考えて、社名が今のものに変更されました。
境内には、神功皇后(じんぐうこうごう)の三韓征伐(さんかんせいばつ)の際、朝鮮半島より医薬としての生姜をわが国に初めて伝えた朝臣・武内宿禰(ちょうしん・たけのうちのすくね)をまつる摂社・勝ウ屏堂(せっしゃ・じんべえどう)があり、生姜の古名を名乗る本社との関係が伺えます。
奈良時代、この地方が大干ばつに見舞われた時、国造(くにのみやつこ=現在の知事)が雨乞いのために当社に籠(こも)りました。すると、37日目の満願日に霊水が湧き出して人民は救われました。人々は神に感謝し、供え物をしようと思いましたが、長く続いた旱魃(かんばつ)のため供える物がなかなか見つからず、たまたま干天下(かんてんか)にも自生していた生姜を捧げました。それがこのお祭りの起こりとなりました。現在もその霊泉「黄金清水」は、旧社地である四坊高坂町にコンコンと湧き出しております。
その日がちょうど6月15日であったので、爾来、全国に類例のない「しょうが祭り」が行われ、遠く江戸時代には、加賀・越中・能登の料理店主はすべてお参りしたといいます。また、生姜の薬効から医薬の神としての信仰も篤く、薬師(くすし)も多く参詣したと伝えられ、現在もその趣旨は皆様に受け継がれております。
ちなみに、生姜の研究・商品開発に力を入れる永谷園さんが、当神社の6月15日の大祭にあわせ日本記念日協会に「生姜の日」を登録・制定されました。

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